2025/07/11

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クランチとは?
クランチは、腹直筋をピンポイントに鍛える自重トレーニングです。仰向けに寝て膝を90度に曲げた状態から、肩甲骨を床から浮かせるように上体を丸める動作が基本になります。
シットアップとは違い、腰を反らさずに腹筋に集中できるため、腰への負担が少なく安全に行えるのが特徴です。
鍛えられる筋肉と得られる効果
- 腹直筋(上部):いわゆる“シックスパック”を構成する筋肉。
- 腹斜筋・腹横筋:バリエーションを加えることでくびれや体幹に効く。
- 姿勢改善・体幹強化:姿勢の安定や腰痛予防にも効果的。
- 代謝アップ:筋肉量が増えることで基礎代謝が向上し、脂肪燃焼を促進。
クランチの正しいやり方
基本フォーム(ノーマルクランチ)
- 仰向けに寝て、膝を90度に曲げて立てる
- 両手は頭の後ろか胸の上に置く
- おへそを覗き込むように上体を丸める
- 肩甲骨が浮いた位置で1秒キープ
- ゆっくりと元に戻す(反動を使わない)
目安:10~15回 × 3セット
フォームのポイント
- 顎を引き、首をすくめないようにする
- 呼吸を止めず、上げる時に吐く・下ろす時に吸う
- 腰を浮かさず、常に床に押しつけるように意識
- スピードよりも丁寧さを重視
クランチのバリエーション10選
- ノーマルクランチ:基本の腹筋運動
- リバースクランチ:腹直筋下部に効果的
- サイドクランチ:くびれを作る腹斜筋強化
- バイシクルクランチ:腹筋全体+有酸素的な効果も
- ツイストクランチ:腹斜筋への刺激を強化
- V字クランチ:中・上級者向けの高負荷メニュー
- ボールクランチ:体幹強化をプラス
- ミニクランチ:初心者向けに最適
- スローリバースクランチ:動きをゆっくり行い効果増
- クランチ+ドローインやプランク:腹横筋との複合トレーニング
回数・頻度の目安
- 初心者:10~15回 × 2~3セット
- 中級以上:15~20回 × 3~5セット、バリエーション追加
- 頻度:週2~4日、休息を挟んで継続
注意点とよくあるミス
- 腰が浮くと腰痛の原因に → 常に床につける意識
- 首を引っ張らない → 背中を丸める意識
- 反動を使わない → 筋肉をしっかり収縮させる
- 呼吸を止めない → 自然な呼吸で動作に集中
- マットを使用する → 床との摩擦や腰の保護に役立つ
クランチを効率よく行うためのコツ
- フォームを確認しながら実施(鏡や動画撮影がおすすめ)
- 他種目との組み合わせ(プランクやドローインなど)
- 段階的に負荷を高める(ミニ→ノーマル→V字など)
- 継続する仕組みを作る(週3回・同じ時間帯など)
まとめ
クランチは、腹筋を集中的に鍛える最も基本的かつ効果的な種目です。フォームを丁寧に意識し、バリエーションを取り入れることで、より広範囲の筋肉や体幹、姿勢改善にもつながります。
週2~4回の継続的な実施で、引き締まったお腹と健康的な姿勢を手に入れましょう!
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