2025/07/11

運動嫌いでも「変わりたい」と思うあなたへ
「運動しなきゃ…」と何度も思ってはいるけれど、結局続かない。
そんな経験、ありませんか?
実は、そんな経験をしているのは あなただけではありません。
「運動=しんどい」「続けるのが苦痛」という気持ちは、多くの人が抱えているごく自然な感情なのです。
しかし、運動嫌いな人でも“楽に”“ストレスなく”運動を続けられる方法は、確かに存在します。
こちらの記事では、運動が苦手・嫌いという人でも無理なく続けられる5つのコツと、具体的なおすすめ運動を紹介します。
「運動を習慣にしたいけど、また挫折しそう…」という方はぜひ参考にしてみてくださいね!
運動が嫌いな人が続けられない3つの理由
1. しんどい運動=効果があると思っているから
運動と聞くと、「ランニング」「筋トレ」「ジム通い」など、きつくて汗だくになるものをイメージしがちですよね。
でも実際は、軽い運動でもしっかり効果があることが分かっています。
続かない最大の原因は「最初から頑張りすぎる」こと。
効果が出るまでに時間もかかるため、モチベーションが切れてしまうのです。
2. 準備や環境づくりが面倒だから
運動を始めるために、ウェアを着替えて、場所を確保して、器具を出して…となると、ハードルが一気に上がります。
ちょっとした準備の手間が、継続の妨げになるケースも多いです。
3. 成果が見えづらくてやる気が続かない
運動の成果はすぐには見えにくいもの。
「毎日やっているのに全然変わらない」と感じてしまうと、一気にやる気がダウンしてしまいます。
運動嫌いでも続く!5つの工夫
1. 「○○しながら」の“ついで運動”を習慣にする
運動を「別のこと」として構えるのではなく、日常生活の一部に組み込むのがコツです。
例えば、
-
歯を磨きながら、かかとを上げ下げする「かかと上げ運動」
-
ドライヤーをかけながら、片足立ちでバランスを取る
-
テレビを見ながら、簡単なストレッチをする
こういった「ながら運動」は、意識のハードルが低く、習慣にしやすいのがメリットです。
「ながら運動」の関連記事
2. 時間ではなく回数を目標にする
「毎日10分運動する」と決めるよりも、
「スクワットを5回だけ」「ドローインを1セットだけ」といった小さな回数目標の方が、心理的な負担が軽くなります。
ポイントは「物足りないくらいで終わること」。
「もっとできたかも」で終わることで、次の日もやろうと思えるようになります。
3. “ごほうび”をセットにする
運動のあとに小さなご褒美を用意しておくのも効果的です。
例えば
-
運動後だけ飲めるお気に入りのハーブティー
-
ストレッチの後は好きな音楽をゆっくり聴く
-
カレンダーにシールを貼って「できた感」を視覚化する
「運動=つらい」ではなく、「運動=気持ちいい・楽しい」と脳にインプットさせることが、続ける鍵になります。
4. SNSや習慣化アプリで可視化・記録する
成果が見えにくい運動は、記録することで“続けている実感”が持てるようになります。
おすすめの方法は
-
X(旧Twitter)やInstagramで「#宅トレ記録」などを付けて投稿
-
「みんチャレ」「Habitify」などの習慣化アプリで記録をつける
-
紙のカレンダーに✔をつけるだけでもOK
誰かに見られている意識があると、自然とやる気が保てることもあります。
5. 「気持ちよく終われる強度」でやめる
運動は「追い込むほど効果がある」というイメージがあるかもしれませんが、
運動嫌いな人にとっては、“疲れすぎない”ことこそが継続のカギです。
「少し動いて体が軽くなったな」と思ったタイミングでやめるくらいがちょうどいい。
「また明日もやりたい」と思える状態で終わることが、何より大切です。
おすすめの「運動嫌い向け」ゆるエクササイズ3選
「何から始めればいいか分からない…」という方は、以下のような**“ラクで効果がある”運動**から取り入れてみましょう。
ドローイン(寝ながらOK)
-
仰向けになって、お腹を凹ませながら呼吸を繰り返すだけ
-
インナーマッスルを鍛えて、姿勢改善やお腹の引き締めに効果あり
-
寝る前や朝ベッドの中で1セットから始められる
より詳しく知りたい方はコチラ
壁スクワット(姿勢矯正にも◎)
-
壁に背中をつけた状態でゆっくり膝を曲げてキープ
-
太もも・お腹・背中が同時に刺激される
-
1回10秒〜でOK、無理せず続けやすい
より詳しく知りたい方はコチラ
ラジオ体操(ストレッチ代わりに)
-
子どものころやったことがある方も多いはず
-
実は全身運動がぎゅっと詰まった優秀なメニュー
-
YouTubeなどで映像を見ながら、毎朝やると生活リズムも整う
続けるコツは「完璧を目指さない」こと
最後に一番大切なことをお伝えします。
それは、「完璧じゃなくていい」ことを自分に許すことです。
運動が続かない人ほど「毎日やらなきゃ」「できなかった自分はダメ」と思いがち。
でも実際は、3日やって1日休んでもOK。1週間サボっても、また再開すればそれでいいんです。
大事なのは、「ゼロの日を減らす」ことよりも、「やめないで戻ってくる」こと。
頑張らない日があってもいい、自分のペースで続ければ、ちゃんと変化は見えてきます。
まとめ
「運動が嫌い」「続けるのが苦手」そんなあなたでも、
ポイントをおさえれば、運動を習慣化することは十分に可能です。
大切なのは、「無理をしない」「楽しめる工夫をする」こと。
ほんの少しの意識と今日1回の行動が、未来の自分を作ります。
まずは今日、1回だけやってみましょう。
1分でも、1回でも、それはもう立派な“運動習慣のはじまり”ですよ。