2025/07/11

ワイドスクワットとは、筋トレの王様とも呼ばれるスクワットのバリエーションのひとつです。通常のスクワットよりも足幅を広くし、つま先を外側に向けて行う下半身のトレーニングとなっています。大臀筋や内転筋、ハムストリングスなど、特にお尻と内ももに高い効果があるのが特徴です。
ワイドスクワットで鍛えられる筋肉
- 内転筋:脚の内側を引き締め、O脚改善にも効果的。
- 大臀筋:お尻の引き締めとヒップアップに貢献。
- ハムストリングス:太もも裏の筋肉。脚力と安定性が向上。
- 大腿四頭筋:前ももも同時に鍛えられ、脚全体のバランスが整う。
- 体幹:姿勢維持のために腹筋・背筋も自然に使う。
ワイドスクワットの効果
- 内ももの引き締め
- ヒップアップ・美尻づくり
- 基礎代謝UP&脂肪燃焼効果
- 股関節の柔軟性と姿勢改善
- 体幹の強化
ワイドスクワットの正しいやり方
ステップ1:足幅とつま先の向き
足幅は肩幅の1.5~2倍、つま先は外側45度を目安に開きましょう。
ステップ2:基本姿勢
背筋を伸ばし、胸を張って立ちます。視線はやや上。両手はバランスを取れる位置に。
ステップ3:下ろす動作
股関節から折りたたむように腰を落とし、太ももが床と平行になるまで下ろします。膝が内側に入らないように注意。
ステップ4:呼吸と立ち上がり
下ろすときに息を吸い、立ち上がるときに息を吐きながら、かかとで床を押して元に戻ります。
よくあるNGフォームと注意点
- 膝が内側に入ってしまう(内転筋を使えない)
- 背中が丸まる(腰を痛めるリスク)
- つま先だけやかかとだけに重心が偏る
- 柔軟性を超えた足幅で行う
負荷アップのバリエーション
- ダンベル・バーベル:持つだけで強度が大幅にアップ。
- ゴムバンド:膝上に巻いて内転筋をさらに刺激。
- バランスディスク:不安定な環境で体幹も強化。
回数と頻度の目安
- 初心者:10~15回 × 3セットを週2〜3回
- 中級者:ダンベルを使って8〜12回 × 3セット
まとめ
ワイドスクワットは、美尻・美脚・体幹の強化など、全身にうれしい効果があるトレーニングです。フォームを意識して継続すれば、見た目もパフォーマンスもアップします。ぜひ日常に取り入れてみてください!
よくある質問(Q&A)
Q. つま先の向きはどれくらい?
A. 外向きに45度が目安ですが、自分の股関節の柔軟性に合わせて無理のない角度でOK。
Q. 脚幅はどれくらい?
A. 肩幅の1.5~2倍が基本。広げすぎず、膝とつま先が同じ方向を向くようにしましょう。
Q. 膝が痛くなるのですが?
A. 無理に深くしゃがむ必要はありません、脚幅や下ろす深さを浅く調整しましょう。また、酷いようなら受診をおすすめします。